クエリを分析しましょう!
その言葉を言われた時に、ハッとした。なんだ、検索クエリって!
IT用語を知らないけど、IT企業に勤めると、アサインとか、コンバージョンとか、アナリティクスとか、ウェブマスターツールとか、とにかく聞いたことのない単語ばかりが出てきたけど、さらに追加で検索クエリときましたか。
今日はそんな話です。検索クエリをみんなで覚えていこウ!
検索クエリとは、意味を解説
検索クエリとは、検索クエリってなんやねん。
検索クエリとは、日本語で直訳すると、「検索に訪れる」「検索にたずねる」という意味になります。
さーて、さっぱりわからないですよね。僕もそうでした。
検索クエリは、検索に訪れた(した)ユーザーの属性、どんなタイプなのかを分けるときに、使われます。
検索クエリ自体にはそんなに深い意味はなくて、性格とか、ニーズとか、カテゴリーを分けるための、名詞ってことですね。
そしてこの検索クエリには、3つのタイプがあると言われています。
検索クエリのタイプ、種類3つについて
- ナビゲーショナルクエリ(案内型クエリ)
- トランザクションクエリ(取引型クエリ)
- インフォメーショナルクエリ(情報型クエリ)
の三つと言われているようです。
ははあ、外来語ってなんでこうもややこしくしてくれるのでしょうね。
一つずつ解説をしていきます。
ナビゲーションクエリ(案内型クエリ)とは
ユーザーがすでに知っている特定のサイトへ移動するためのクエリを指します。
- 価格.com
- ヤフー知恵袋
- Amazon
などがナビゲーションクエリのいい例です。
検索した人は、何か情報提供や、口コミを見たいというよりかは、ダイレクトに調べたサイトに飛びたがっているのが、キーワードから読み取れます。
トランザクションクエリ(取引型クエリ)
トランザクションクエリ(取引型クエリ)の意味は、トランザクションを直訳すると、取引、処置という意味になるので、具体的に何かが欲しい時、何かをしようと思っている時のキーワードが分類されます。
- ○○ 格安 ハワイ
- 無料相談 税理士 福岡市
- 京都 駅近 ホテル
などがトランザクションのいい例です。
検索した人は、該当する「どこか」のページに訪れたいという意思があるので、意欲的にはプラスで、いいページがあれば予約・購入をする前提の人だったりします。
インフォメーショナルクエリ(情報型クエリ)
インフォメーションクエリは、日本語訳が情報なので、言葉通り、情報が欲しいクエリです。購入ページにたどり着きたいというよりかは、情報を集めて、より良いものと出会ったり、口コミを知りたいのもインフォメーションクエリですね。
- スケボー 通勤 感想
- iphone10 評判
- 五反田 ランチ 個室(これはギリギリトランザクションも混じる)
インフォメーションクエリの良い例ですね。
クエリを知ってどうするの?
クエリを知ることで、ユーザーのタイプを分けられます。
例えば、ページに訪れるユーザーが多いのにもかかわらず、コンバージョンにたどり着かない場合は、クエリに対してダイレクトに求めている情報を与えられていない可能性があります。
商品名 口コミ と検索をしたのにもかかわらず、縦長なLP(ランディングページ)が出てきて、長々とセールス文を読ませられたら、買いたいと思いませんよね。僕も思わない!w
だから、口コミ検索が来た場合は、使っている人、行った人の口コミ情報が入るべきなのです。
クエリ別にSEO対策はあるの?
クエリ別のSEO対策をざっと解説します。
ナビゲーションクエリ
ナビゲーションクエリの場合は、サイトに訪れた時に、買う前提だったり、ファンである可能性が高いために、がっつりとデザインに凝っているサイトである必要があると思っています。
聞いたことがある名前や、欲しいと思っていたサイトが数十年前のようなホームページのデザインであれば、今の時代だと少し違和感を持つ人も出てきちゃいますよね。
一概に全部がデザインや機能が作り込まれていないければいけない!というわけではありませんが、ブランドイメージに合わせた作り、操作性のしやすさが充実していた方が、成約率には上がるんじゃないかなっと思っています。
トランザクションクエリ
トランザクションクエリでは、営業でいうアイスブレイクは終わって、セールストークをしている時のようなものです。
ページ内に、なぜその商品がいいのか、商品を売る上での懸念点などを文章や画像で取り除いてあげなければなりません。
なので、SEO対策をしてあげることもあれば、すぐに見て検討、購入をしたいワードであることから、リスティング広告が出ているのがほとんどです。
インフォメーションクエリ
インフォメーションクエリは、不信感を取る、信頼をしてもらう段階なので、相手が知りたいと思っている情報を満たしてあげる必要性があります。
リスティング広告で商品を目にしたユーザーは、次に商品名に合わせて口コミや評判と検索する可能性が高いと思っています。
現に僕もそうする。ともなれば、いい口コミも悪い口コミもコンテンツを用意しておくと、リスティング広告でページに訪れて、離脱をしても戻ってきてくれる可能性が高まると思っています。
自分のサイトに訪れている検索クエリを分析してみよう
検索クエリの意味について書きながらも僕も再認識しました〜。まあ、この辺は概念というか、ざっくり覚えていればいいというか。結局知識ってのは使える場所がなければ意味がないですし、実行に移せなければ意味がないので。
検索クエリをみながらアナリティクスとかみると、どのコンテンツが何のワードで見られていて、ニーズを満たしているのかいないのかが少しわかるかもしれません。
足りない部分を埋めることで、検索ユーザーが気持ち良く購入に至る経路を作ってあげることもできるでしょう。
とはいえ、論理は論理!コンテンツの質っていつになっても難しいなり…
頑張ります!w
読んでいただきありがとうございます〜!
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